みなさんにたくさんの力を頂いています

「1日1ラッキー」では、読んでくれた方々に
「読んで良かった!」と思ってもらえるような言葉を
毎日配信しています。
みなさんの1日が幸せな1日となりますように

「1日1ラッキー:無くなったからこそ」
今、こうして書く言葉。書ける言葉。
どうしたら書けるの?
霊とか才能とか、別の能力があるの?
よく、そのようなことを聞かれます。
霊とか、才能とか、皆あると思うのです。
ただ気づいていないだけで。
私が今、こうやって言葉を書くことが出来るのは
霊のお陰でも才能のお陰でもなく。
言葉が好きなことと、書くことが好きなこと。
それから、私の目の前から一度たくさんのものが消えていった
お陰です。
ただ、それだけ。
ただ、それだけ。が難しいんですけどね。
私は16歳で体の自由が完全にきかなくなりました。
18歳のとき、大きな病院でも私の病気は分からず
治療の仕方も分からない。
先生方も試行錯誤。
最後の最後に頂いた言葉は
「あなたを救う人は誰もいない。」
(救える・・ではなく「救う人は誰もいない。」)
今でも、そのお医者さんの顔と、言ったときの冷たい冷え切った
表情を覚えています。
救う人は誰もいない。
動けない、歩けない、息も苦しい、食べることも難しい。
寝たままの私。
そんな中で言われた病院での最後の言葉が意味するものは
イコール「死」?
人生の全ての幕が下りていった感じ。
誰の言葉も聞きたくない。
未来がある皆とは会いたくない。
あとは「死」を待つだけ・・・・?
18歳で・・・?
その夜、腹立たしさと悔しさと、辛さと
どこをみても出口なんか見えない、光なんてない
どこにいけばいいのか、どうなるのか、
命の時間はあるのか、ないのか、
私は頭がおかしいのだろうか。
考えれば考えるほど、涙が出てくる。
ただひとりで泣くしかない。
悔しくて、悔しくて
何に悔しいのか分からない。
今まで、なんのために耐えてきたのか・・・
何故、自分は歩けないのか、
何故、食べられないのか、
何故、苦しいのか、
何故、普通に学校へ行けないのか、
何故、普通ではいられないのか、
何故、なんで・・・・
当時の私の頭の中は疑問と嫉妬、苦しみしかありませんでした。
それでも、人に会い
「すぐ治るよ」と言われれば
苦しみを押し殺し「ありがとう」と笑う。
そんな毎日が嫌で。
朝、起きたら息が止まって
もう、終わりたい。そんな日もありました。
その病院での最後の言葉、
私を迎えに来た父、母、私へ言った言葉
「あなたたち家族を救う人なんて、どこにもいないよ」
何も言えないまま。未来も分からないまま、退院。
それから、
動かない体と、毎日の高熱、痛み、苦しさ、ひもじさ
医者とは思えない、たくさんの酷い言葉たち
怖さに耐え
3年後・・・・命が消えようとした頃。
21歳で今の主治医に出会いました。
それからも何度も何度も危機を乗り越え、今があります。
一度、全てがなくなりました。
あったのは、かろうじて繋がった「命」。
今があるのは「苦しみ」があったから。
優しさは苦しみから生まれます。
無くなったからこそ、気づいたこと、分かること。
私にはなんの力も霊力もありません。
だからこそ、再び頂いた命の時間をつかい
今、伝えたいこと、伝えられることを伝えて生きたいと
思っています。
お付き合い頂いている皆様に深く感謝しています。
皆さんにも、まだ時間があります

あなたにしか出来ないことがあります

必ず。
人生を諦めないで下さい。
命を捨てないで下さい。
きっと、楽しいことがあるから。
苦しみも癒える日がくるから。
諦めないで

私からの「お願い」です。
命があるから。
命を一緒に生きましょう。
今では、見捨てられたこと。
私を強くしてくれた、あの経験に心から感謝しています。
そして、何より私を生かしてくれた「家族」に
とっても感謝しています。
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